犬と一緒に見て廻れる街 in 枚方

2014年05月03日

【タイトル】犬と一緒に見て廻れる町 in 枚方
枚方市は大阪府の北に位置する市である。京阪電車と国道一号線が通っているので、大阪の中心地である梅田、心斎橋、新大阪には1時間弱で通えるし、京都、兵庫などにも比較的短時間で行ける。さらに市の中心には、淀川と天野川の二つの大きな河川が流れている。江戸時代には淀川を使い、船(くらわんか舟)で様々な荷物を運搬していたので、昔から枚方市は大阪の交通の要所となっていた。このくらわんか舟は、十辺舎一九が「東海道中膝栗毛」にて描かれている事でも有名だ。こういう背景があり、歴史的建造物や歴史ある神社が数多く残っている。また最近では再開発が頻繁に行われている。
今回はこの町で、犬と一緒に散歩しながら見て廻れる場所は、淀川河川敷公園、樟葉モール、意賀美神社だ。

淀川河川敷公園(200.64ha)は大阪城公園(105.6ha)より広いことで有名で、かつ淀川の河川沿いに広がる広大な自然に囲まれた公園である。ここには野球場、サッカー場、ゴルフ場があり日曜は試合風景が見れる。淀川が近いこともあり、四季によって様々な生物が見れる。春にはウグイスのさえずりがよく聞こえ、夏にはザリガニやブラックバス釣りをする人がいて、冬には白鷺やカモメが見られる。休日には広大な草原を利用し、犬と遊んだり、散歩させている人が多いので、犬同士の交流の場になっている。淀川の上にかかる天の大橋は犬通りといわれ、犬を連れている人が多い。

枚方市駅近くに意賀美神社と一乗寺がある。一乗寺にはOLや学生が昼食がとれる様なベンチがある一乗寺公園があり、憩いの場になっている。一乗寺公園には犬を運動させるには十分な砂場があり、犬を連れてくる人が多い。この寺は年末には市民が除夜の鐘を鳴らしに多くの人が訪れる。
意賀美神社は丘の上にあり、頂上からは枚方市が一望出来る。昔はここから撮られた写真がポスターに使われていた。意賀美神社の本堂の近くには梅や桜のがあり地元の名所になっている。他の方も犬を連れてきて、愛犬と写真を撮ったり、景色を満喫している姿が見られる。

枚方駅から近い樟葉には、最近駅の周りが再開発され、樟葉モールができた。この楠葉モールには大規模スーパーマーケット、洋服店、エディオン、映画館、イベント会場等、年齢を問わず、幅広い層が楽しめる様な施設となっている。この中にはペットショップやトリミング店などがあり、愛犬を連れてくる人がいる。飼い主同士で様々な意見交換が出来る環境になっている。樟葉モールのおかげで、駅付近の集客率が上がり、結果枚方市全体の活性化しの動力源となっている。

枚方市駅の次の駅枚方公園にはV6の岡田 准一が演じるひらパー兄さんで有名な枚方パークがある。ここではアトラクションだけでなく、春には花見、夏にはプール、秋には菊人形展、冬にはスケートリンクなど年中楽しめるようになっている。この中には様々な動物のふれあい広場があり、犬も連れてこれるので人気の場所になっている。

最後に、淀川により発展した町、枚方を堪能するには駅付近を散歩すべきであり、そのことで歴史ある建物や近代化の建物の両方を見ることが出来る。上記のように犬と一緒に廻れる場所が多いし、犬を通じてできる繋がりもある。


枚方パーク  地元に愛されるテーマパークだ



京阪電車の奥に見えるのが淀川河川敷公園だ



樟葉モール  樟葉駅すぐにある大型ショッピングモール。平日、休日とわず多くの人が利用する。







地図はこちら




1974/10/11(の淀川上空


2001/04/23の淀川上空



1974年の淀川は幾つかの支流があり、その周辺には田んぼが広がっており比較的住居が少ない。2001年には淀川が整備され、周辺には住宅地が見られる。また住宅地の中に自然が残っているのがわかる。
国土地理院より


都市計画図

土地利用計画図
  


Posted by nba at 04:00